「低身長」とは医学的定義ではその年齢の平均値よりマイナス2標準偏差以上低いことです。わかりやすく言うと同じ生年月日の子ども100人を身長の低い順番に並べてみて前から1〜2番目の子ども達がこれに相当します。
具体的な数値で言えば、例えば満10歳の誕生日に男の子なら124.5cm、女の子なら123.9cmより低ければ「低身長」と言うことになります。
また現在の身長はそれほど低くなくても突然身長の伸びが少なくなったケースも要注意で、ぜひ検査を受けてみることをお勧めします。
いずれにしても受診のタイミングを逃さないことが何よりも大切です。思春期を迎えてしまっては遅すぎます。それまでの小児期が身長を伸ばすゴールデンタイム。あとで後悔しないようにできるだけ早く受診していただきたいものです。できれば小学校入学前がベストです。